何時でも右往左往!!
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錆び付いた線路だけが残る旧揖斐川線、既に尻毛駅も駅舎は撤去されてます。
by moririny
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山鉾巡行!!
2005年 07月 17日 |
本日は祇園祭のクライマックスであります山鉾巡行です。
今年の山鉾巡行順は次の通りです。
長刀鉾→蟷螂山→孟宗山→山伏山→函谷鉾→占出山→綾傘鉾→伯牙山
→鶏鉾→保昌山→木賊山→油天神山→菊水鉾→郭巨山→四条傘鉾→
霰天神山→月鉾→白楽天山→芦刈山→太子山→放下鉾→岩戸山→
船鉾→北観音山→橋弁慶山→浄妙山→鈴鹿山→八幡山→鯉山→
役行者山→黒主山→南観音山の順番です。




私のいた場所は四条東洞院です。吉野屋の香が漂う場所!!
ここは、長刀鉾の鉾町界隈でいわゆる出発地点です。
9時に時間通り出発です。
山鉾巡行!!_b0004144_11393625.jpg

唯一、生稚児が乗った山鉾で、この先の「麩屋町」に張られた「注連縄」を切
り落とすと云う重大な責務を負っています。
この「注連縄」は、神域との境界をあらわすもので、この「注連縄」を切り落
とす事で、神域へ進む意味があります。
また、この長刀鉾の鉾先には、疫病邪悪をはらう長刀を付けていて、巡行時
にこれらをはらって進む意味も込められていますので、長刀鉾はくじ取らずで
巡行の先頭を務めます。

2番目は人気の蟷螂山です。
カマキリが動く唯一のからくり仕立ての山です。
動いている姿は、「くじ改め」の地点で見る事が出来ます。
山鉾巡行!!_b0004144_11553525.jpg


この巡行は約4時間かけて行われますが、最大の見せ場はやはり、四条河原町
の「辻まわし」でしょう。
いわゆる方向転換で、90度向きを変えるもので、約10t 近い鉾を割り竹に
水を掛けて滑りやすくし後輪を固定し前輪のみを90度左に方向転換する
もです。ここの場所は人気も高いので、おすすめのスポットではありますが、
テレビのインタビューに答えて方は、朝6時過ぎに場所取りしたようで、最初
の辻まわしまで約3時間半もただボーッとしていたようです。
山鉾巡行!!_b0004144_1282443.jpg


結構外国人の方々も見学にこられているようで、ビデオやデジカメを片手に
撮影をしていました。
また、英語でワープロ打ちされたガイドペーパーらしきものをみながら、山鉾
の紹介文を読みながら見学もしていましたが、山鉾の名を記した幟は漢字
であって、その英文の紹介文は巡行通りの記述とはいえ、あくまでも英文
表記なので、今通り過ぎた山鉾を判別するのは困難を極めるもで、間違っ
た山鉾の紹介分を読んでいたので、そっと今はこれだよと、日本人の優しさを
こっそり披露しました。
今回の撮影はデジカメ2に対してフィルムが8という割合で撮影したので、
実際はフィルムの方がハッキリ撮れているはずです。
お稚児さんも200mmでバッチリ撮っているので現像上がりが楽しみでもあります。


実は私は京都生まれなのです。
第二赤十字病院で生まれて、幼稚園の制服の寸法まで採っていたのですが、
千里に引っ越した経歴を持ちます。その後、親の転勤や就職後の転勤や転職
で、いまはここ尻毛です。
祇園祭は、小さい頃の思いではちゃんとあります。
注連縄を切る麩屋町にはその昔、祖母の家があり、千里にいる頃は結構遊びに
行っていて、この祇園祭の日に、今はマツキヨですが、当時は布団屋さんで、
その2階の特等席で注連縄を切る瞬間と、今は行っていない、まかれた粽を
その2階で受け取った記憶があります。
また、今回は家と呼んでいる場所は、当時叔母夫婦と同居としていた場所で
現在も叔母夫婦の家なので、我が家です。
ここへ出向くと私はちゃん付けで呼ばれる唯一の場所で、いわゆるお襁褓も
変えて貰った方ですね。
なので、京都に行く際はどんなシーズンであっても予定さえ会えば何時でも
泊まれるところなんです。
by moririny | 2005-07-17 20:30 | Diary
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